3rdアルバム「木漏れ日」レビュー④-オガタ編1

オガタです

前回まで、ドラムのホッシーによるアルバムに対してのレビューを投稿していましたが、2番手はワタクシ、オガタが。


とその前に、エリアシピッツの楽曲がどのように出来ているか…

おおまかにはこんな感じです。

1.オガタ作曲の場合

 まぁ、自分がつくるのでメロをギターで弾いたりDTM的にバンドの形にしたデモをエリちゃんに聴いてもらって歌詞をつけ、

その後メンバーでああだこうだと煮込んで行きます。

2.エリ作曲の場合

  エリちゃんの鼻歌やなんとなーくのイメージをオガタがヒアリングして、メロしか無いものにコードを付けたり、小節数やキーなどを決めて曲の形に作り上げて、デモを作ります。

その後メンバーでああだこうだと煮込んでいきます。


3.日高氏作曲の場合

 これは、ほぼかっちりとデモが出来ているものが上がってきます。それを基に

メンバーでああだこうだと煮込んで曲を作り上げます。


とりあえず、3.のパターン以外はほぼ自分のアイデアが基になるので責任重大と言うかなんというか…(笑)

さて、曲の解説にいきましょう。4曲ずつ、前半後半と行きたいと思います。


1.なかなおり (エリ作詞/オガタ作曲)

  もともと「Sandbox」というタイトルで作りました。イメージはストーンズですね。もろ。

  なぜSandbox=砂場にしたかは思い出せません(笑)

  ロックといっても、ゴリゴリのロックではなくて、力の抜けたやつがやりたいなぁ、そっちの方がエリアシ的にはあうんじゃないかなぁ、という感じです。

銀山ベースにもよくテレキャスが登場しますし、最近は私も「JACKY」とロゴの入ったテレキャスを使わせてもらってますし。

歌詞は、親子のなかなおりの歌なんですが、なぜか予想以上にR&R風サウンドにマッチして

陽気な昼下がりという雰囲気になりました。


2.対照的ロマンス (エリ作詞/日高作曲)

日高氏の筆による曲。和風ロックというか近未来と言うか、不思議な感じですね。

デモではシンセが多かったのですが、ワタクシが和楽器を少し演奏出来るので、

イントロや間奏で和楽器を入れてみました。トレンド(?)に乗っかって…

尺八ソロは個人的にお気に入りです。これをライブでどう再現するか…。


3.眩しい光 (エリ作詞/オガタ作曲)

夏の終わりのハーモ…じゃなくて、夏の終わりを感じさせる曲、というテーマで作ったもの。

30分くらいで出来ました。スピッツとかU2とかの透明感(U2は透明かどうかはさておき)を出したいなぁと思い。Bメロの半音下降のコードは僕の中で鉄板になりつつあります。「キミウタ」のyubi-waという曲にも同じような下降進行が出てきます。

学生時代の夏休み後半、お盆明けですよね。まだまだ暑いけど、なんとなく切なさを感じる夕方。

歌詞でお気に入りなのは「僕らにしか分からない馬鹿な暗号綴って笑ったよね」という一節。そうだったよなぁ、と懐かしく中学校くらいの記憶が蘇ります。

シンセのピコピコ音を初めて導入。こういう路線も今後面白いかも。


4. Pocket 2 (エリ作詞/オガタ作曲)

エリアシ初期に作られた「Pocket」という冬の曲の続編。

「1」は未リリースということですが…。

ドリカムというかELTというか、そんなイメージで作ったような気がします。

ホッシーが大サビを作ってくれて、ここがとても良い。

この大サビの為にこの曲の残りの部分は存在したかのよう(笑)

「ポケットでつながっている」というフレーズからドラえもんを想像したのは

私だけではないと思う。


4曲解説してみました。続きは後半。

まだ「木漏れ日」を聴いてないという方はもうすぐ出るCDを購入していただくか、下記リンクよりApple Music またはiTunes Storeで視聴できます。

4月8日ワンマンライブ!

 メンバー直接購入か、ローソンチケット、eplusでも購入頂けます。

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